知っておきたい、世界線移動の見えない局面

「よし!がんばろう!!」
そう意気込んだ、ハズ、なのに。

その決意が、あっという間に日常に紛れていく…そんな経験はありませんか?
迷いが吹っきれたはずが、前進しようと決めたはずが、なぜかその気持ちがどこかに行ってしまっている…これは普通に起こることです。
 
簡単に言えば
「周波数の違い」であり
詳しく言えば
「世界線(並行世界の1つ)を戻った(移った)から」
ということが、見えないウラでは起きています。
 
自分の決意、揺らいでしまいがちな方は、ぜひ読み進めてみて下さい。ズレない、ブレないヒントが見つかり、心がラクになるかもしれません。

周波数が違う

そもそも、決意時と日常では「周波数」が違います、というのが基本的な話です。
どういう状態にあるのか、なにを見ているのか、どことつながっているのかーそれらによって、共鳴するエネルギー帯が変わってきます。
 
眼の前に広がる「現実」「日常」というのは、どこかありふれていて、やらなければならないことがたくさんあって、という世界なのかもしれません。
ところが、なにかセミナーやセッションを受けた、本を読んだ、旅先で、などの刺激により「そうなんだ!」というひらめきを得た時、ビビッと来た!とまではいわなくとも、気持ちが非常に清々しく軽い感じになることがありますよね。
 
それは明らかに、日常とは違う、意識が違うエネルギー帯と共鳴を起こしているーだからこそ「決意」に至る、ひらめく、目覚めるという流れが起こります。 
 
 
 
 

世界線の移動とは

そういった日常とは違うエネルギー帯ー表現がなんとも曖昧ですが、これはスピリチュアルで言うところの「世界線の移動」ということです。世界線のことを「タイムライン」という言い方もありますね。要は、いくつも広がる並行世界の1つーそのどこかへと移動した、ということです。
 
 
移動、といっても、映画で見るような「タイムスリップ」的な感じとは異なるので、いきなり昭和に飛んだり、2050年の未来世界へ行く、ということではありません。
一時的にそういった世界を垣間見ることは可能ですが、当然すぐ「ココ」に戻ってきます。
それは、私たちが「身体」を持った人間であり、身体という物質は時空間の移動に関しての制限があります。
では、そんな制限付きの私たちが移動している世界線、とはどこなのでしょうか?

 
 
 

現実化のタイムラグ

西洋占星術やタロットカードの根底にあるのが「四大元素」という概念です。
四大元素ーこの世界の物質は「火」「地(土)」「風」「水」の四元素で成り立つ、という考え方であり

  • 火ー魂
  • 地(土)ー物質(身体、お金)、行動
  • 風ー思考(マインド)
  • 水ー感情 

という、それぞれのスート / 性質を基にホロスコープやカードが構成されています。
ここで、形を伴っているのは「地」というエレメントだけであり、他は眼に見えないエネルギー体です。確実にあるのはわかるものの、眼で見て、手に取って、ということはできません。
 
 
つまり
私たちが地に足をつけながらの世界線移動、それは眼に見えない「火」「風」「水」の要素たち。
量子力学的に言っても、観測という意識を向けたことが現実化される、と言われるように、考えたこと=意図したこと=結果、であり、意識はもう「その世界線」に飛んでいることになります。
世界線の移動というと、ちょっと大それた感じもありますが、実は誰しも起こしている現象であり、だからこそ「なりたい自分は、自分で創る」「現実創造」が可能になってきます。
 
 
が、しかし。
「地」のエレメントに関しては「時間」を伴います。物質という、形を創り出すことでもあるからです。それが、地球ならではの体験、ということも言えます。
ゆえに、「現実創造」までにはタイムラグがあるー意識と実際(現実)、そこには時間差が生じます。
 


※ 時間の概念は、第3-4密度(第4-5次元)の概念であり、実際は過去や未来も全て同時に起きているという、すぐに頭では理解できない話もあります。が、地球では過去ー現在ー未来、という直線の時間の流れが採用されています。
 



 

元に戻る

意識的には、並行世界の別の世界へと既に移動、しているものの。「戻る」なのか、また違った世界線への「移動」なのか、言葉での表現は微妙なところではありますが、実際にはまた前と似たような、実感としては「戻った」「変わらない」という現実が広がることもよくあります。
 

積み重ねが必要

自分自身の世界線がストン、と移動をした時、取り巻く環境はすでに変わっています。
自分自身でも、なんだか興味の対象が変わっていることを実感したり、友人との関係性や任される仕事内容…「あれ?なんか違う?!」と感じることが多々あるでしょう。プチタイムスリップ感、満載。
 
 
とはいえ。
ここ地球では「カボチャが馬車になる」が、1日では起きません。
「馬車を造るべく、全てが動き出している」
というのが正確な表現であり(馬車を造るためのライン)、馬車のデザイン・部品の発注・組み立て・試乗…などなど、実際に使用できる馬車造りは「自分で」「体験」する必要があるーこれが、現実化 / 物質化のタイムラグです。
 

当然ながら
うまく行く流れだけではなく、部品の誤発注やら、値上げでどう対応して良いのか頭を抱える…などなど、挫折やプラン変更を余儀なくされることも出てきます。
あれ?
ちっとも馬車、出来上がらないじゃないかっっ!
なんも変わっていないよ。
 

あっと言う間にテンションがダウン、一気に波動が駄々下がり…せっかく移動した「馬車をつくるよ!」という前向きな世界線から、また振出しに戻る状態になっていく。 

  

ここでは、実際の脚(身体)使った行動を起こしていかないと、いくら意識が高登っていても、なにも具現化しない。知っている、という知識だけでは片手落ち。
反対に、その具現化するためには知っていること、だから意識できることや、行動自体のエネルギーの元となるのは感情である、という側面もある。
全ては関連しあっている、必要な要素です。

 

この現実化までのでタイムラグは、なかなか実感すると厳しいものです。なにかしらの現実創造へとトライした方の多くは「それはわかる」という、頭では理解しているいわばあたりまえくらいの話ですが、心が、身体が納得できるか、というと…眼の前の現実に全てが持っていかれ、難しい局面…となってきます。 

 

 

しっくりこない、を選択する

さらに、世界線は越えたといっても、自分自身の思考のクセはそのまま残っています。
(自然と変化していることも、もちろんありますが)
・なんでもすぐに飛び出してしまう、フットワークの軽いぶっちぎりタイプ
・石橋を叩いて叩いて、後ろを振り向きながら3歩進んで2歩下がるタイプ
わざと誇張して表現していますが、そういった元々の顕在意識の選択は変わっていないことが多い。
 

すると
現実化までのタイムラグの中で、この元々の選択がニョキニョキ顔を出してきます。
焦ってしまい「あれ違うんじゃない?」ってすぐに目移りしたり、
「本当にこの道で良かったんですかね…」って、すぐに後ろばかりを振り返る、ような。
 

ここはあえて「しっくりこない、を選択する時」
今までと同じ、やりやすい快適なコトだけを選択していたら、新しい道への変化になかなか対応できません。ここは、わざと「しっくりこない」を選択し、意図的に自分の見ている世界を変える必要があります。
「しっくりこない、を選択する時」↓こちらの記事もご参考にされてください

 
 
 

解決法

上記の、しっくりこないを選択する、というのも解決法の1つです。なんだか変わっていない、というのは「まだ」「形には見えてこない」だけであって、既に変化へ向かって動いています。 
 
 
他に、この時間差をどう乗り越えていけば良いのか、その解決法としては
「自分の価値を見つける」
ということに尽きます。価値、とか、方向性、核、軸、など、いろいろな表現はされますが、要は自分にとっての一番大事なコアとなる部分を持つ、ということ。
もちろんすぐには見つかりませんし、だんだんそぎ落とされて形も微妙に変化していくでしょう。
そうやって自分と向き合い、真摯に育てている「これ」があると、想定外の出来事に出くわしても、しっかりと揺れずに、落ちずに、同じ場所に戻れます。
先に例で挙げていた「馬車が出来上がるまでのタイムラグ」や「しっくりこない」状況にも、柔軟性を持って乗り越えられるようになります。 

 

そもそも
顕在意識と潜在意識でのズレがあると、当然ながらどこかで行き詰まり、それ以上進めなくなってきます。自分を知る、という自分の外側ではない、内側に、現実創造への鍵があるーあなたの真の方向性、一度しっかりみつめてみてはいかがでしょうか?

 
 
すぐに決心がブレてしまう方、自分の価値を掘り下げてみたい方…一度個人セッションを受けてみて下さい。 行きたい世界線へと、お手伝いします☆