言霊とエネルギー

表現方法の1つである「言葉」
日本語には、日本語ならではのニュアンスがあるように、言葉でしか伝えられないという側面もあれば、言葉の持つ概念やイメージが人により異なるため、伝わり方が同じとは限らない、という相反する側面もあります。
 

「ありがとう」に代表されるような、プラスのエネルギーを持つ言葉を使おう、と言われているーそれは普通に理解できたとしても、「言葉」にするのが苦手な人もいるのではないでしょうか?

  • 言わなくてもわかるでしょ、という期待もあれば
  • そこまで言葉にすること自体を想定しなかった、とか
  • 伝えたいけど、上手い言葉がみつからない…

今回のテーマは「言霊とエネルギー」
・言葉にすることの大切さ
・言葉だけではなく、その背景にあるエネルギーが最も大事
という内容を書いています。
言葉にするのが苦手な方、人間関係をなかなか上手く構築できない方など、前向きになれるヒントとなります。ぜひ読み進めてみて下さいませ。

言葉の必要性

少し硬い表現になりますが
ここ地球では「言葉」による表現、それ自体が私たち皆にとっての課題の一つと言えます。

言葉にしないと、伝わらない

ワンネスの世界や、霊性界では言語を特に持ちません。ライトランゲージと言われるような、振動を音にしたものだったり、神聖幾何学というような形の持つエネルギー自体が言語に相当します。
もちろん、サイキック、第六感的に、言葉にしなくてもわかる、という「個人で」話が完結することはそれで十分ですが、対ヒトとなった時に、それを「表現する」ということが必要です。


とはいえ
冒頭で書いたように、そもそも人により言葉の持つ意味合いが異なっていたり、クレームの引き金になる、とも言えるのが「言い方」という部分で、同じ言葉でも、言い方・タイミングによっては印象がだいぶ異なってくる、というなんとも不確定な話でもありますよね。
 
 
さらに
昔から試されている「伝言ゲーム」の実験でもわかるように、言葉の意味だけではなく、人を介するごとに言葉自体もだんだん入れ替わってしまい…結局、そんなことを言いたいわけでは / そんなことは言っていない、と余計な問題に発展する原因にも。


でも
言葉にしないと、対ヒトはわからず、伝わらない。だからこそ「課題」といえる。ムズカシイな…と感じる方も多いと思いますが、実はシンプル。「言葉の持つエネルギー」は、言葉自体が持つ言霊、ということの他に

そこに込められたエネルギーがある


誰が、どういう意図で、想いでその言葉を使ったかーそのエネルギーを、私たちは自動的に受け取っている、感じ取っている、という側面もまたあるからです。
 
 
 

言葉にするのが苦手

言葉といっても、書くのか、話すのか、人によって得意分野は異なりますし、言葉というよりは「音」だったり、「絵」「映像」「作品」での表現が得意な人もいます。
 

なので、必ずしも流暢に言葉を使いこなすことが課題、ということではありません。
そこで重要となってくるのが、「言葉に込められたエネルギー」です。

 

言葉にするのはムズカシイ だからちょっとたどたどしかったり、補足が必要になってしまったりするかもしれない。
でも、理解してもらいたい
どうしたら、もっと理解してもらえるかな
その前向きな想いが、言葉に乗ります。どうでもいいと思っていれば、そのエネルギーが言葉に乗ります。言霊に加えて、あなた自身のエネルギーも自然と反映されています。
 

以前「宇宙へのプレゼンテーション」という記事を書きました。

その願いごと、宇宙へプレゼンテーションしてみたら?という内容なのですが、ここで重要なのは「熱意」でした。プレゼンテーションですから、実際のビジネスでは魅力的な言葉を使うとか、わかりやすく説明するとか、ちょっと盛って話すとかも戦略として有りですが、対宇宙ではアウト!
 
 
より良く見せるために“盛って”いるということも全てお見通しなので、その精神自体がマイナスポイント。逆に言葉はたどたどしくても、今はまだ全然な状態でも、その前向きな熱意と可能性がプラスポイントになるー言わなくてもわかるよね?、と苦手なことを投げ出すのではなく、「一生懸命」という真摯なエネルギーが宇宙へ届く。共通言語を持たない宇宙へは、あなたが言葉に込めたエネルギーが届いているのです。
 
 
 

言葉だけではなく

言葉を使って伝える、表現するということは、日常から圧倒的に多いことです。そして、言葉にするのが苦手でも、苦手でなくても、その言葉の背景にあるエネルギー状態が、伝わるためには一番必要です。

口下手なんです、ということであれば「言葉にするのが苦手で/上手く言えなくてごめんなさい」と、最初からオープンにしてしまっても大丈夫でしょう。(厳粛なお仕事の場面以外、になるでしょうが)


形を持たないエネルギーとは、なんとも不思議でわからない世界の話ですが、形をもたないからこそ、明確な境界線がなく、制限がなく、それでいて私たちの「心に」ダイレクトに働きかけるパワーを持っていると言えるのではないでしょうか?
 
 
さらにシンプルに見てみると
自分を大切にしている人は<<わがまま、自己中とは違います>>、同じように相手も周りも大切に、尊重する意識が自然と現れます。
そのエネルギーが相手に伝わるー言葉にするのが苦手でも、その思いは十分に伝わります。