ボイジャータロットは、眼に見えない心の声を導き出すカードです。
今回は、誰もが経験するような「事実に、現実に振り回されてしまう、どうすれば良いのか?」について、ボイジャータロットに聞いてみました。
事実だし
まず初めに。「だって事実だし」と、思うことはありませんか?
お財布に、銀行に、お金が入っていなければ「お金がない」という事実
薬を毎日飲んでいるなら「病気である」という事実
仕事に、家事に、子育てに、どうにも手が回らないなら「時間がない」という事実
事実です、実際はそうなんです、これをどうしたら良いのでしょうか?
ーそんな風に思ったりする。
なかなか改善しない病気もあるし、時間は買えないーアウトソーシングはあるけれど、今度はお金が足りません…
しかし
物事は全て”多面体”、その事実にもいろんな側面があるものです。
といったところで…
実際「眼に見えるエネルギー」は非常に強いな、と感じます。
眼に見えるもののエネルギー
占星術では「逆行」と呼ばれる期間があります。水星から冥王星まで、各惑星が「逆行ー戻っているように”見える”期間」のことです。いつもとは違うので、ちょっと注意しましょう、という期間ですね。
戻っているように”見える”ー地球から眺めると戻って見えますが、実際、惑星は逆走行はしないので、単に見えているだけです。
なので、地球中心のジオセントリックでのホロスコープでは逆行ですが、
太陽中心のヘリオセントリックでのホロスコープは、何の変化もなし。
(ジオセントリックとヘリオセントリックって?、と思った方は、こちらに 詳細があります)
なので
あまり神経質になることないよ、という意見がある反面、あとから思うと、結構な打撃 / 結構ミスった…そんな時は決まって逆行期だったりもします。
これは
逆行期だ、という集合意識というのもあるでしょうし、やはり「見えるもののエネルギー」ということなのかもしれません。
「見えるもの」と言っても
実際に空を眺めていなくても、視覚的に見えないという方でも、「今の空のエネルギーが、地上に降り注いていますよ」という意味のエネルギーです。
つまり
冒頭で書いた「だって事実だし」という「眼の前に広がるエネルギー」
ここに飲まれて、多面体が見えなくなるのも無理はナイ…
ボイジャータロット / Learner

眼の前に広がるエネルギーは、やはりそれなりに強い
では、そこに引っ張られず
「見えない世界の真実」を見据えるために
私たちはどうすれば良いのでしょうか?
その答えが
「Learner」ー学ぶ子供、でした。
子供の思考ー知らないことに興味を持ち、「なに?なに?」と
眼をキラキラさせて首を突っ込んじゃう!という感じです。
「だって事実だし」というのは、自分にとってブロックとなるような、あっては困るけど眼の前に立ちはだかっている「壁」のようなもの。
だからこそ、あえて
「ね、なんでなんだろうね??不思議だなー、なんでかなー、どうすれば良いかなー、どうする??」
と、軽やかに、子供のように。
「問題」なのではなく「好奇心」に変えてみる、納得しなくても、そう強制的に「思ってみる」。
すると、だんだん「多面体」が見え始めてきて。
そうやって経験値を上げていくことで、
こういう時は、こんな感じなんだよね、といったように、だんだんと揺れなくもなってくる、から不思議です。
そこに引っかかった、つまずいた、ということ自体が「学び」だったりもします。つまずけばーうまく行かなければ、悲しかったり、悔しかったり…。
その感情を一旦認めて、落ち着いたら「好奇心」というラベルに張り替えてみてはどうでしょうか。
結局は、それが起こったから見える世界、学びへと変わってゆくー眼に見えていることだけが真実ではないからです。
実際に私たちの魂は、いくつになっても成長を求める「学ぶ子供」
あせらずに「なんでかな~」の視点を持っていきたいですね。