さそり座の満月と皆既月食

5月16日は満月、そして皆既月食でもあり、さそり座で起こります。
(トロピカルでもサイデリアルでも蠍座です)

さそり座という奥底を見つめるサインに皆既月食、さらには月と太陽がそれぞれ土星とコンジャンクションのTスクエア、
そこへ冥王星が太陽へトライン、月へはセクスタイルでちょっとヘルプに回っています。(逆行中)
 

皆既月食は、約半年に一度起こる現象なので
半年がかりのテーマ、といった感じのものが出てきます。
今回は「心の奥底にある思いが、動き出すとき」
そんな感じではないでしょうか。


不安やためらいがある時に

新しいことにチャレンジする時や、人間関係が代表的ですが、何かに悩んだり迷った時。
すぐにアクションを起こせる人と、なかなか行動までたどり着かない人がいます。

これは資質の違いで、ホロスコープからも読み取れることです。
それぞれに得意分野があり、苦手分野もまた持っています。

いずれにせよ、
迷った時に基本となるのは「自分がやりたいことをしよう!」です。
やってみよう、まずはトライしてみる、それから改善すればいい、やりたいならガマンしない!
というのがベース。

だから
アクションを起こすタイプの人は、踏み出しやすく、
そうでない人は、”でもでも” が続いて、結局動かないということも。

 

コインの裏と表

ちょっとややこしくなってきますが。

でもでも、となかなか動けない人の場合、
心の奥底の秘めた想い、チャレンジとなるのは「やっちゃえ!」と踏み出す、ということが多いでしょう。

なかなか動き出せない、でも想いを捨てきることができずに奥底で眠っている。
さぁ、今こそ変容の時!、
という感じでしょうか。

対して
アクションを起こしやすい行動派タイプの場合、
迷っても、でもやっちゃえ、というのは「いつもの、慣れっこのパターンじゃないですか?」
という側面も出てきます。

だから
いつも同じ展開になって、同じことで悩んで、また同じように踏み出して。
こんな時の心の奥底にある想いは、慣れ親しんだ心地良い、というパターンとは違うところにあったりします。

こういった、踏み出すのか / 留まるのか、というのは、いわば「コインの裏と表」です。
では… 今の自分は、一体どちらなのでしょうか??


自分を知る機会

ここで月からのお題、「心の奥底に眠る想いに目を向ける」時がきました。

「いつも」ためらうのか、振り切っているのか。
自分が求めていること、ありたい姿はそこにあるのだろうか?

全ての事柄は多面体なので、メリットもデメリットもあります。
では、ためらい熟考を重ねること / 怖くても振り切って踏み出すこと 
それぞれにどんなメリットとデメリットがあるのか。


書き出して、うんうん考えてみると良いでしょう。
実は、自分って○○を望んでいたわけではなかった、といった自分自身の変化にも気づけたりします。「やりたいこと」と「やりたいと思っていること」は違う場合もあります。

 
客観視ということで、セッションや鑑定を受けてみるのも良いことです。
ここでしっかりメンテナンスのつもりで
顕在意識と、潜在意識のズレを無くしておくー本来、自分としっかりつながっていれば、
やりたいこと=魂の声=スピリットの応援が入る
という、とてもスムーズな展開になります。
 


美しい満月を見上げて、しばし心の声を聴き
そしてあせらずに、心の奥底の想いにも耳を傾けてみて下さい。
月とさそり座のエネルギーが、あなたを後押ししてくれます。