スピリチュアルあるあるー気をつけよう、そこにあなたの望む答えはない

昨年からインスタグラムを始めたのですが、
本当にたくさんのスピリチュアルの形があり、とても新鮮なオドロキです。いったいどの手法を選んだら良いのか、普通に迷いますね…

そこで
今回は「こんなセラピスト / カウンセラーには気をつけて!」という、スピリチュアルあるある、をひっそり書きたいと思います。

ここでの意見は、当方の主観によるものですので、最終的には「なんだか、これが良いような”気がする”」というものを選んでくださいね。 

私はボイジャータロットや、レイキの勉強会などへ定期的に参加しています。その中でとても勉強になることは、カウンセラーやセラピスト、カードリーダー(肩書はなんでも)によって、「言葉の選び方」がかなり異なる、ということ。

 
「みんなに同じ言い方ではわからない(わかってもらえない)場合もある。その人の『レベル』に合わせないとね」
「…あぁ、目線を合わせるって感じだね」
「そうそう、『レベル』が違うから」

この会話、どこかに違和感ありませんか?
って、カッコつけて強調してますから(!)、「レベル」という言葉ですね。

恐らく、あえて「目線」という言い換えをしている人がいるのに、全くぶっちぎって「レベルよっっ」と言わんばかりでした。私とは親しくない方でしたが、姐さん風で他のリーダー(reader)たちからとても信頼されている方です。


あぁ、この人は
自分が上、クライアントが下、という位置づけで話をしているんだな、と感じました。
そういうヒトも、結構みかけます。どんな肩書であろうと、「中庸」が基本の私たち、 なのにその位置関係自体が既におかしい

そもそも、わかりやすく伝えるのはあたりまえです。
難しいことを、簡単に理解できるように伝える力=カウンセラーの技量です。

 
あるいは
チャネリング中(コンタクト中)かもしれませんが、書きとれないくらいの早口でまくし立て、聞き直すと「は?今言いましたよね?」みたいな間を感じたりする人もいたりとか…。
 
 
セッションはクライアントとの共同作業です。
1人で高いところから、自分のペースで進めてくるタイプはNGー言葉の端々になにか引っかかるものを感じたり、自分とペースが合わない / 言っていることが抽象的すぎてわからない、などを感じたら気をつけましょう。 

 

 

カードを引いているのに、カードをガン無視するタイプもNGです。
結構極端で
カードに「書かれている言葉」の意味しかとらないタイプ
自分のサイキックの感性でしか読まないタイプ に分かれます。

たとえば
・大アルカナ(エネルギーが強い)イコール「すごい」
・Passionー情熱 イコール お花が咲いていて良いですね~
・ネガティブカード(否定や失望など)→ポジティブなカードが出るまでカードを引き続ける
とか。

全部実話です。
大アルカナは確かにエネルギーが強い。だから、というところで「すごい」しか出ない。
Passion(情熱)にも、Love(愛)にもReward(報酬)にも正逆の意味が込められています。
当然ネガティブカード=ダメなカード、と思って、他のカードを引くのであればカードの意味がありません。カードの言葉を、文字を読んでいるだけで、それではセルフリーディングと変わらない…。

  

Voyager Tarot/ Six of Crystals-Confusion

あるいは
「Confusionー混乱」というカードから
「賢い」「才能が」「知性が」という、プラスのことしか読まれなかったことも。
「賢いって、どこから来ているのですか?」と聞いたら「Confusionから、私はそのようにとりました」との回答が。

単に、賢くて、才能があるという知性を謡いたいなら、もっと他に適しているカードがいくらでもあります。
わざわざ「Confusion」をカードが出してきて、その意味が「知性」なのだとしたら、Confusionのウラにある”知性”のはずです。

もっとカードの声を聴いて欲しい!!、と思うのですが、これらはクライアントの方にはわかりずらいところ…。しいて言えば、あまりにも抽象的なアドバイスは疑いましょう。

万人に共通するような、本に書いてあるような内容は、「今のあなた」あてのメッセージ、にしては
弱い
からです。
「潜在意識に目を向ける」 ←← 「無意識に目を向けるって、どうやって???」
「今までとは違う見方をしてみる」 ←← 「だからどうやって???」
自分でもう一度考え直さないとならないようなアドバイスは、プロのアドバイスとは言えないでしょう。 

  

 

例えばね、というわかりやすい例を出すときに、親近感を持ってもらう、というような意味も込めて、多くのカウンセラーは自分の体験談を話します。
いわゆる「自己開示」。
実際に体験したことなら説得力もあるし、なのでなんら違和感はないはずなのですが、
「ねぇ、それ必要??」という場合もありますね…。


私が以前、ヒプノセラピーを受けた時は
「私なんて○○の経験があって…(長々と語る)。そんなことされたらどう思います??」
とか、急に振られてしまったり。これ、不幸自慢です。
クライアントとしてお金を払っている、ワタシハナントイッタラヨイノデスカネ…
その話の流れの展開、そのセリフって、どう見ても「クライアント側」ではないのか、と…。
 

あるいは
セッション開始から20分間超、自己開示の個人話を立て続けに2-3本、「いや私聞きたいコトあるんですけど」状態で、時計がチラチラ気になっちゃっていたとか。
仕方なく、自己開示に連続はないでしょうよ、と心の中で突っ込む。
その上で最終辿り着いた話の先が「私は神だから」とか。
「き、聞いてませんけどーーーー!!」


自己開示は必要
でしょう。
この人ってどんな人?、とクライアントさん側もカウンセラーのことが気になりますよね
でも、過度な自己開示はどう見ても「自慢」にしか聞こえない

自分は特別な存在、だとか
誰だれの生まれ変わり、とか、恍惚と謡う人はNGです。
総合意識の視点では、あなたも私も、みな「特別」を持っているのですから。 

 

 

ちょっと厳しい側面の意見ですが
そういったNGなカウンセラーなどに「当たってしまう」のも「必然」であり、自分の心が引き寄せた「結果」です。 
  

NGなカウンセラーに共通しているのが、どの人もみな「とてもエネルギーが強かった」ということ。多くのリーダー(leader)がそうであるように、エネルギーの強い人ヘは磁石のように、みな惹かれて辿り着く。あたりまえのことではあるのですが、それがマイナスに傾く時は、「自分で」なにかをしよう、ではなく「誰かが」なんとかしてくれる、という気持ちだったりー強いエネルギーを放つ人へのあこがれや、依存というエネルギーがベースにあるからかもしれません。


でも、そこには自分の求める答えはありません。
エネルギーの強い人が、よりエネルギーを得て強力になるだけ。
弱い自分は、さらにエネルギーが無くなり、迷い子になるだけです。

 
自分の世界は「自分で」しか創れません。
カウンセラーとは「一緒に」創るのであり、「やってもらう」だけでは自分の人生の主導権が他人のものになります。だから他人の思うように、あなたのエネルギーが使われる。

 
「HOW」という、どうしたら良いのか?、ということを念頭に、スピリチュアルのセッションを受けてみることをお勧めします。
あなたのペースと一緒に、わかりやすく言葉が伝わってくる、そんなカウンセラーがあなたに合っています。
近い将来、これを読んでくれたあなたとのご縁がありますように。。