願いごとは叶う、というのはスピリチュアルの基本。どのように願うのか、といえば、「無理だ」と思わずに、「制限をつけずに」とか、いわゆる引き寄せの法則の実践方法だったりするのですが。
叶う、といいつつ、いえ「願いは叶う」のですが、それにはいくつかの”注釈”がついてきます。注釈は全部で4つーこれをクリアできれば、「願いは叶う」。
あなたの願いは、4つをクリアできていますか?ぜひ、チェックしてみてください。
前準備ー選択ミス
願いごと、自体の設定が「選択ミス」ということ。つまり、これらを願いごとの焦点にしてはいけません、ということがあります。それは
自分でコントロールできないこと
具体的には
・他人のリアクション
・未来の結果
・ネガティブの排除
などがあげられます。
どれも、自分自身でコントロールができないことー他人の行動や思考、好みは、その人の管理下にあるもので、他人が「○○してよ」と強制することはできません。他、明日は絶対晴れて欲しい!!とどんなに願っても、晴れるかどうかは誰にもコントロールはできないー未来の結果、また、悲しみや怒りなどは体験したくない、というのが私たちの正直な気持ちですが、陽があれば陰がある、というのはセットなので、ネガティブを排除して、ポジティブだけを抜き出すことは不可能です。
願いごととして、あげてしまいそうな事柄ですが、まずこれらに該当しないことを「願いごと」に設定する必要があります。
1-願いを出し切る
前段階と、この1番を前後してもOKです。
何を望んでいるのか、ということを、とにかく遠慮しないで書き出す、という作業ーここでのポイントは「とにかく全部出す」ということ。「無理だ」「どうせ…」といったことは全部捨て、全部出し切って「宣言」することです。
(※宣言ーします、できた、と書いたり、言ったり、そしてイメージすること)
前段階で「これは未来の結果か??」など、逆に考え込んでしまう場合には、まずは書き出し、そこから、未来の結果や他人のリアクションなどを排除する、という流れでも大丈夫です。
最終的に
前段階で上げた内容を除いた、自分の願いを遠慮せずぜーーんぶ出しきりましょう。
2-選別する時
まずは、とにかく全部願いを出して、手に入れる、叶える、叶った、と宣言した、その次には「選別する」という時がやってきます。
全部ーそれは本当に「やりたい」ことなのか?それとも「やりたいと”思っていたこと”」なのか?シンプルに欲が広がっていただけかもしれません。自分の資質に合わないことを、あこがれや、他人との比較から欲しいと思っていただけかもしれません。
意外に思われるかもしれませんが、自分を知れば知るほど、人生が深まれば深まるほど、どんどんとそぎ落とされてシンプルになっていくものです。絶対に手に入れたい!、という執着が消え、自分の価値という方向性を目指して「今」に集中できるようになります。
好きなことをあきらめない、何でもできる、とはいうものの、時間もエネルギーも有限。その中で、何を「優先」するのか、ということを見て行けば、おのずと「これは要らなかった」「なくてもいい」という、選別ができるようになります。
いいえ!私は何1つあきらめない!!、と思った方は、まだ選別ができる時ではないようです。
あきらめること / 優先順位、という意味の違いに注目することも必要でしょう。
3-共同作業
願いは叶う、最終段階は「共同作業」です。
正しく(という言い方も変ですが…)目標設定ができて、選別もできて、いよいよというところです。そこで必要となるのが「共同作業」という意識。
【WITH 誰か/何か】という意識です。
叶えたいことには、誰かなり、何かなりという関りが必ずあります。その対象への”意識”ということ。
ちょっとわかりずらいかと思いますが、例えば
願いごと、大切なこと、として「家族」関連のことを上げる人はとても多いです。パートナーシップなり、親なり、子供なり、ペットなり。つまり、この場合の「共同作業の対象」は、家族メンバーです。
家族メンバーがいなければ成り立たない「願いごと」なのに、自分の想いだけで突っ走っている、ということはないでしょうか?自分が考えている「家族の形」「家族の幸せ」は、家族メンバーみんなと同じでしょうか?
ここで家族間でのズレが出てくれば、当然あなたの「幸せ感」や「成就感」は満たされなくなってきます。
ここでもまた意外なことに、スピリチュアルを仕事とされている方でも、ここでの足止めはよく見かける光景です。プロとして、技術力を上げたいといったような前向きな想いがベースにはあるのですが、その技術力的なことにフォーカスしてしまいがち。
眼には見えない世界ゆえ、わかりずらいところでもありますが、霊性界との共同作業なしにはこの仕事は成り立ちません。テクニックに目が向いていると、なかなか「願いは叶う」が達成できないものです。
現実創造はあたりまえ
願いは叶う、というその流れの「4つ」、まつわる注釈についてお伝えしました。ご自身の願いごとを照らしあわせてみて、いかがでしたか?
もしかしたら、ちょっと道のりが長いなぁ…、と感じたかもしれませんね。

本来、「現実創造」という、想いを形にすることは誰にも備わっている能力です。
Magicianー魔術師にとって、それはあたりまえのことで、奇跡でもなんでもない、日常の出来事なのですから。
とはいえ、
そこにコントロールできない他人のリアクションが混ざりこんでいたり、周りのエネルギーに流されて欲に飲まれてしまったり…いつしか、願いは叶う、が難しくなってしまったのかも知れません。
現実創造があたりまえ、という世界へ戻るには、まずは自分をよく知っていることから始まります。
そうでなければ、願いごとの選別や、共同作業まで進めて行くことが困難です。
願いごとが叶いますように、ではなく、「願いごとが叶えられる自分」であること。
そんな自分になってみたいと思いませんか?
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