冥王星が告げる「私の真実」

西洋占星術

天体たちは常に動いているので、その時々、どこを切り取ってもホロスコープ上にはさまざまなドラマが生まれます。「この日だけは特別な日!」と区切れるわけでもなく、全てが「特別」と言えるほどの深淵さがある。その中でも、半年に1回訪れる「太陽×冥王星」についてを今回は深堀しています。最近なんだか…今までとは違う選択を迫られるようなことがあって…という方、冥王星パワーの一環ではないでしょうか。

7/25は、朝方に「新月」を迎え、午後には「太陽と冥王星」が「オポジション」という180度の角度をとります。太陽 / 月共々、リフレッシュオープン的な新しいスタートですね。
 
1年かけてホロスコープを1周する太陽、ジオセントリックという「地上視点」のホロスコープと、ヘリオセントリックー「太陽視点」のホロスコープでは、基本点が天地逆となります。今回は、

  • ジオセントリックでは「オポジション」
  • ヘリオセントリックでは「コンジャンクション(合)」

となるため、「自分」という太陽がぴったり冥王星の意図と、宇宙視点で重なり合うー地上視点では真逆となるので、そのエネルギーの強さ、強制変換的な出来事にアタフタ戸惑いがち、になるのかもしれません。

※「太陽と冥王星」が重なるのは年1回ですが、ヘリオセントリックとジオセントリックという両視点それぞれで見れば「半年に1回」として表記しています

では「太陽×冥王星」による強力なアスペクトが見えた時、私たちにはどのような変化が訪れるのでしょうか? 
 
 
 

冥王星とはどういった働きのある星なのか、詳細はこちらからどうぞ ↓

冥王星の破壊力といえば、擬態語としては「ガッシャン!!」という感じが適しているのではないでしょうか?いわゆる「ちゃぶ台返し」そのものー根こそぎひっくり返る様で、言葉通りに「不可逆的変化」をもらたします。

それは、「望んでいるけれど、やっぱり困る!」というような、私たちの心の葛藤をきっぱり断ち切るような強さがあります。「意識をしていながら」ということもありますが、全く意識できない「無意識の領域からの足止め」で、ちっとも前に進めない、ということも現実には多々あります。

そういった場合の多くは、「すでにいらなくなったものを抱えている」状態であり、”冥界王”の視点で見れば、「それはもういらぬ」ものなので、どんどん切り離しが行われる。

 
ですが、全てが”劇的”な変化ではなく、中には「コロリン」とした変化もあります。(コロコロ転がるようなイメージです)根こそぎの「ガッシャン!」と比べれば、言葉からのイメージはかわいらしい感じもありますが、まぁ中身はオセロがひっくり返るような真逆ー天変地異なのは同じです。そういった「コロリン」「コロリン」が降ってきやすくなるのが、「太陽×冥王星」がコンジャンクションやオポジションの配置をとるーちょうど今の時期と言えます。
 

 

「普通に(絶対)そうだと思っていた」「ほかの選択肢があるのすら、考えたこともない」という当たり前すぎるくらいの自分の価値観が「コロリン」してしまうような変化です。(今までの、何十年来の)自分の世界観崩壊、ともなるのですが、崩壊のその先には「新しい選択肢」がすでに見えているーここから「再生」という新しいステージが始まります。

 
冥王星と並び、強制的な破壊力・変化の星といえば「天王星」がありますが、これらに共通していることは、「不要なものを壊し、新しいものを取り入れる」という、変化の推奨です。ポイントとなるのは「不要なものを壊し」という部分ー顕在意識では、まだしがみついていたいこと、大事だよ、という事柄かもしれませんが、宇宙視点の大局から見ると「もう変化時」である。だから破壊を促し、その空いたスペースに新しいエネルギーを注ぎこみます。

 
つまり
「不要でないもの」を壊しません。むしろ「本当に大事な大事な”核”を守るために」不要なものを破壊する。
では「大事な核」とは?ー『私の真実』です。

冥王星は「本質、真実」を語る、それはそれは奥底に眠るような意識です。(冥界という名前からも、なんとなく想像できますね)そこに「私の真実」があります。 

  • 今世へと、自分に語り継がれたテーマはどんなことか
  • 資質・才能を活かせているのか
  • もう次のステップへと昇る時期ではないか
  • その悩みの解決は、そこにはないよ

『私の真実』へと導くように、時には「コロリン」と、時には「ガッシャン」と、日常のありふれた光景に節目をもたらす。「変化は成長」とも言われ、「いつまでも同じ」ということが世の中にはなく、全ては「諸行無常」でもあります。なので、変化の波に乗る、適応していくという強さ、柔軟さも当然求められることですが、忘れてはならないのが「私の真実」ー本当の自分にとっての「核」となる本質を変えてはいけない、ということ。

 
これは、冥王星の持つ「絶対性」と言える側面です。奥底に眠る「本質」を見失うことのないように。
この時期、あなたにはどんな「コロリン」が訪れるでしょうか?それは、また1歩自分の真実に近づける変化となるでしょう。冥王星の愛が、あなたの太陽にしっかり届きますように。。


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