魂テーマから見る四大元素のバランス-後編

西洋占星術

四大元素を魂テーマという側面と併せて深堀していく話、前編では「水」のエレメントにフォーカスした内容でした。後編となる今回は「地」のエレメントにフォーカスしながら、より「魂テーマを活かす/生きるために」ということをお伝えしたいと思います。

前編をご覧になる方はこちらから ↓

「”人の器”が大きい/小さい」という表現は、多くの人が使っている言葉ではないでしょうか。「人としての器」というのは、あいまいでありながらもイメージしやすい言葉、概念ー「大きい」のであれば、小さなことでは動じないとか、広い視点を持っている、精神的に大人だ、といったことがあると思います。

「魂の成長~霊格について」という記事にも書きましたが、今世での「人としての器」が、今世を去る時に持っていける唯一のエネルギー体であり、「人格」なるものはほぼイコールで「霊格」、すなわち「魂の成長」です。
 
今回は
「水」のエネルギーは、私たちが日々努力し、がんばって「得る」というエネルギーであり、その「水」の器、入れ物となるのが「地」のエネルギーである、という話・・・すなわち、水を入れる器、入れ物は私たち自身、人格なり、ということになります。
 
 
なにを得られるのか、成し遂げられるのか、という前向きなトライandエラーとは別に、それらの経験を通して得てきたことが「人としての器=魂の成長」へとつながる。これは、「できたから良し」「できなかったからダメだ」という判断基準ではありません。育ってきた環境や、学歴や地位、収入などの優劣でもありません。なぜなら「人としての器」だからです。
 

どんな魂テーマであれ、この「器」をどう創るのか、ということが、今世の生き方の充実度を決める、極めて重要な要素です。前編でお伝えしたように、せっせとお水を注ぎこんで貯めていても、荒波にもまれては水が揺れてこぼれまくってしまうー

ここで、器が深く、広く、大きければ…どうでしょうか?圧倒的に水はこぼれにくくなるーこれが、環境といった周りには左右されにくい姿、ということになります。

また
水を入れる大きな器、これを「固定」すべく、器の底面に釘を打ち付けたなら…どうでしょうか?ド太く、ド長い釘であればあるほど、器自体がちょっとの揺れでは影響を受けないーさらに圧倒的に、中の水がこぼれにくいという状態になります。ありきたりな比喩表現ですが、大きな器/入れ物を創ること、それを固定するべく大きな中心点(釘)を持つことーそんなド太い自分の信念、これらが「自分自身」「自分自身の器」ということです。

 
 

既にお伝えしたように
太陽自体が動いているーいつもずっと同じ、ということなく、変化し続ける世界。だからこそ「揺れる」「動く」ということが起こるわけですが、この”揺れ”に大きく関係しているのが「風」のエレメントです。周りをどんどん巻き込み、その流れを左右する。集合意識体も合わせて、どこへどう向かうのかが決まる、決められる。(2人以上で”集団”意識が形成されます)
 
いわば
「宇宙の流れに乗る」という手放した状態は、この風の流れに身を委ねるということでもあります。自分の人生劇場に必要なことしか起こらないーそんな自分の「器」が確固たるものであれば、「揺れ」と共に動くことにも抵抗が起きません。

そして
前項でお伝えした「器」=形を成す「地」のエネルギー、これを大きく深く育てること、さらには釘を打ち付けるような信念を持てたら、ということでしたが、この圧倒的な強さをもたらすのが「火」のエネルギーです。火=魂という、眼には見えない霊性エネルギー体の象徴、いわば「魂の叫び」とでもいうのでしょうか。決して消えない炎が心にあれば、おのずと「器」も確固たるものへと形成、成長していきます。

余談ですが
今世で学んだ「火・地・風・水」のエネルギー体たちは、全て「空(くう)」となりアカシックの世界に刻まれることとなります。

 
四大元素のエネルギーと、眼には見えない魂意識、そして身体という個体を持った私たちは、常に連動しており、その連携のバランスを保つことーちょっとハードルが高いと感じられたかもしれませんが、単純には「意識する」ということがなによりも大切と言えるでしょう。


 

なににおいても「バランスが大切」というのは、なんとなくイメージができるかなり大きい、大雑把な視点ですね。今回の「魂テーマと四大元素」という視点で言うならば

  • 水を注ぎこむ時は、できるだけ全体を見て
  • 器(地)の支点は、常に1点集中で

という違いがあり、この「全体 VS 1点」をどう使うのか、というのがエネルギーの、知性の使いどころです。前編でもお伝えしたように、太陽期にはとにかくトライandエラー!という経験であっても、ミドルエイジに差し掛かるにつれてエネルギーの活用法は見直す必要が出てきます。
 

おススメするのは
「器の支点となる”1点”を定めること」
ここさえ押さえれば、あとは宇宙の流れに乗り、流れに沿って任せるー自分の支点があれば、大きな揺れにはならないでしょう。揺れたとて、支点があれば迷子にならずに元の位置に戻れます。水もこぼれてなくなることもなく、常に足し続けることができる。だから心に余裕が生まれ、結果として「人としての器」が大きく形成されます。
 

日々の目標、願望、そのための行動ーその中で、あなたはなにを観ているでしょうか?「観ていること」が現実化へと動いていきます。「水」で満たす、という願望達成も重要ですが、視点を「内側」へと向けてみること。優先順位には、「器」ー自分自身という選択肢もまたあります。
 
 
 

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