魂テーマから見る四大元素のバランス-前編

西洋占星術

占星術やタロットカードにも取り入れられているのが「四大元素」の概念です。

  • 火ー精神性/魂のエネルギー:牡羊座/獅子座/射手座
  • 地ー土/行動/身体のエネルギー:牡牛座/乙女座/山羊座
  • 風ー思考/知性のエネルギー:双子座/天秤座/水瓶座
  • 水ー感情のエネルギー:蟹座/蠍座/魚座

私たちの個性、オリジナリティとして、どの性質を色濃く持つのか、といった多少の偏りはあれど、これらはバランスよく保たれていることが理想です。

今回は、ご自身がどの太陽星座で、どんな個性があって、という視点ではなく、「魂テーマ」と組み合わせた四大元素のバランスーこと「水」と「地」にフォーカスした視点を書いています。
長編となりますので、前・後編の2回に分けてお届けします。お付き合いいただけましたら嬉しいです。

まず、簡単に私たちが生まれ持つ「魂テーマ」についてを3つご紹介します。それぞれがさらに細分化もできますし、そもそも3つではなく、大枠自体が3つ以上に分類できます。ここでは、一番簡単で大きくざっくりした視点での3パターン、とイメージされてください。
 

1-陽タイプ
「陰陽」でいうところの「陽」ー自らが発信していく”太陽”の男性性。地球人の基本的な「得る」ということを主体としたタイプ。成し遂げること、達成感も大きい反面、「勝ち負け」にこだわり続けると、見える範囲は逆にどんどん狭くなっていく、という逆パターンもあり。

※究極のスピリチュアリティ~苦行も厭わずに極みを目指す、というのは「陰」ではなく「陽」タイプです

 

2-陰タイプ
「陰陽」でいうところの「陰」ー受容し、受け留めるということが基本の”月”、女性性。パートナーシップ/家族を中心に、ヨコのつながりと共にー団体の中での自分を見出すことがテーマ。常に”他人”を通して自分を見ることになるので、思い通りに進まないというジレンマを抱えがち。

 

3-中庸タイプ
中庸、と聞くと穏やかですが、実際は「破壊と再生」の波乱万丈。陰陽どちらの要素も組み入れ、偏りを持たない故の柔軟さと言えます。陰陽、いずれかからの変容としてこちらのタイプに移行してゆくと思われますが、移行自体に葛藤が生まれてそのまま停滞するパターンもあり。

 
 
 

どう行動し、なにを得るのかー私たちの人生は、毎日が選択の連続です。こと「太陽期」という若い世代であれば(26才位~35才位に相当)トライandエラーをどんどん繰り返し、「自分になにができるのか」「自分はなにがしたいのか」を見出してゆく。

これは、イメージするなら「器(コップ)に水を注ぎ込む」ような作業と言えます。一生懸命「水」を入れー水がなみなみとあれば満たされる~水は感情のエネルギーです。水がたくさんあれば、満たされ、余裕も生まれてくるというもの。

CBD Tarot-X-運命の輪

ところが、常にUPする、水を足し続けるということは不可能です。
タロットカードでも登場するのが「運命の輪」ー世界は「輪」のエネルギーを成しており、UP/DOWNは自然と起こります。これは「四季」という季節が自然と変わりゆく、ということでもあります。

  • 種まき
  • 養育
  • 収穫
  • 休眠(準備)

さらに、「出したものが返ってくる」という宇宙の大原則もあります。「GETー得た」があれば、「LOSEー失う」もまた起こる。

先ほどの「器に水を注ぐ」ということでいうならば
水は、満ちては(コップという器が) ”揺れて、揺れまくって” しまうため、どんどんこぼれてゆくーなんでコップが穏やかにとどまっておらず「揺れる」のか、というと、「諸行無常」ー宇宙自体が爆速で宇宙空間を動いており、一時たりとも「止まっている」「変わらない」ということがないからです。
 
 
環境も、ヒトも、自分自身の気持ちも、身体も、刻々と変化をし続けている。最も大きな変化であれば、例えば「コロナ禍」のような世界的なパンデミックもあります。そういった世界中が、という大規模なこともあれば、個人にとっての「天変地異」と思えるような大激震もあるでしょう。

せっかく努力をして貯めたお水は、これらの大激震でバシャバシャとこぼれまくってしまうーなんなら、コップという器ごとひっくり返ってしまうかも…しれません。
だから、また一から水を注ぎこんでゆくー

そういった一連の流れこそ、まさに「トライandエラーなんだ!」となるのですが、これはやはり「太陽期」までのハナシと言えそうです。太陽期の後に訪れるのは「火星期」ーここで、自分VS世間(自分の外側)という視点を学び・・・

 
その後の「木星期」以降ーいわゆる「ミドルエイジクライシス」へと本格的な変容が深まっていくと、なかなかトライandエラーは…難しい。大抵の場合、疲弊感が大きく、もう大きく水を注ぎこむパワー自体が減少し保てなくなってくるため、と言えそうです。
 
 
 

こと現代社会では「それで、なにができるのか」「得られるのか」「費用対効果は?」ーといった、時間を無駄にせずに最大の効果を、という視点に眼が行きがち。それ自体がどう、ということなのではなく、ここでも「バランス感覚」が必要となるーどれだけお得か、「これを得る」という1点の角度から眺めてしまうと、一時お水は満たされて、なみなみと注がれて満足ですが、器ごとひっくり返ってしまうのでは…終わらないスゴロク状態です


そこで
次に登場する違う角度からの視点は「地」ー「水」のエネルギーは、そもそもが形を持たないので、入れる器によって、四角にも三角にも丸くもなるものです。ならば、水のエネルギーとは別に、地ー器をどう創るのか、器はどんなカタチなのでしょう?を見てみる。
 

私たちは、当然ながら願いを叶えたい、(なにかを)得たい、という気持ちを強く持っていますが、だからこそ1歩引いてもう少し全体を見てみたらー「得る」ほかに、有限のエネルギーを注ぎ込むことがありそうです。

次回の「後編」では、「地のエネルギー」にフォーカスした内容をお届けします。



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