スピリチュアルの学びや気づきを多く取り入れている方ならなおさら、時には「早く星に、天に、ワンネスに還りたい…」といった想いを持つこともあるかと思います。
人生を悲観して…というネガティブな方向というよりは、ワンネス / 統合意識の愛の世界に戻りたい、という感覚でしょうか。
学びや気づきを得た時の清々しさは、現実社会ではあまり長続きしないものです。自己中心的なエネルギーはあちらこちらに渦巻いていますし、流れてくる日々のニュースでは心を痛める事件も多い。
もっと愛の世界で、心を落ち着けたいと想うことは普通です。
ではそういった時に、どう気持ちを整理したらよいのかー3つの視点からお伝えします。
肩の荷を下ろす
まずは「統合意識の視点を、意識を持てている自分に感謝」です。
既に多くのものを感じ、見据える視点を持っているからこその悩み、ということも言えます。ゆえに、少々背負いすぎな一面もー当然ながら、ワンネスの世界平和を願いたいところですが、その采配は宇宙にあります。自分の微力さ、的に感じることはありません。
「そう!わかる、わかる!!」
と、感じよく(勢いもよく)相槌を打つ方はあなたの周りにいませんか?そういった場合、大抵が実は全然理解をされていないー”その”話を理解しているのではなく、当人に都合の良いバイアスの中に取り込んで「わかるわぁ!」を自分の中で作っている、という感じでしょうか?
なんでこのような例を挙げているのかというと
「なんでも単一の思考回路」で仕上げる人の場合には、そこまで悩むところまでは到達しないーあなたの考えすぎの思考回路とは真逆です。
過ぎたるは及ばざるがごとし、なら、(考えなさすぎも)考えすぎもNGです。少し肩の荷を下ろし、自分がなんとかしなければ、といった感覚をぜひ緩めてみて下さい。
方向性が見いだせていない
それでも「ここに向かって、自分は進んでいく」という強さ、信心がいささか弱いのかもしれません。非常にシンプルに言えば、「ココでの楽しみを見つけられていない」という側面もあります。
あるいは
スピリチュアルでいうところの「引き寄せの法則」ー願いは叶う、という言葉そのままを実生活に当てはめてみようとしている、のかも。
「なんでも」願いは叶う、という想定内のはずもなしーと言いますか、感情は「喜怒哀楽」で1セットなので、楽しいことだけを抜き出すというのはあまりにも不自然なお薬状態。
喜怒哀楽、紆余曲折しながらの、自分だけの「コレ」を極めていく、という方向性が見据えられていれば、一時の落ち込みはあれど、「もう地球はうんざりだ…」までは到達しない、のでは?
統合意識を形にするならーそんな視点を持つと、やりがいはずっと広がってきそうです。(なかなか奥の深いお題です)
地球でしか、できないことを
私たちには、みなそれぞれスピリットチームがいるもので、地球体験をさまざまにサポートしてくれている、のですが。
上(天)でできることと、地上で人間としてでしかできないこと、というのは分かれています。「そのために」物質性である、身体を持った自分がいるー上の方々にはできないことがあるのです。
それをお互いに協力し、連携し
- ワンネスという全体のための、1ピースとして
- せっかくの地球体験を楽しむ=魂の成長へ
「自分たち」はそのためにココにいます。ココ=地球でしかできないことに挑戦するーそれが、今世の「体験」そのものであり、最終的には「楽しかったなぁ」という気持ちで締めくくる人生となってゆくでしょう。
思考が先走ると、勝手ストーリーがどんどん膨らんできたりもしますー勝手ストーリーは「勝手」なハナシであり、単なる脳内イメージのフィクションです。
また、三位一体という視点でいえば「身体の疲れ」から、全体の波動が下がり、ということもあります。
まずは
心静かに、できる限りの予定やしがらみを手放して、内省タイムを。お気に入りの香りや音楽など、五感を満足させながら、静かな時間を少しでも確保してみてください。
そして、落ち着いてきたら、今回お伝えしている3つの視点から自分を振り返ってみるーそう、早く「ワンネスの世界へ」という気持ちもありますが、その時が来れば還れます。
焦らずに、自分の内側から語りかけてくる声に耳を傾けると、明日への活力も回復します!