願いごとを叶えるために
「新月の願い」などのさまざまな儀式や、引き寄せの法則をあれこれ学び、そして縁日には参拝…と、みなそれぞれに工夫を重ねていると思います。当方は、その中でもちょっと奇妙な「祈願代行」なることを行っています。
遠方の神社等に、代理で参拝するといった「代理参拝」や、お寺で行われる「護摩祈祷」とも全く異なる主旨、背景のもとご提供しています。だから、この「祈願代行」には向き / 不向きもあるー
・・・ということで、「願いごとを叶えるために」エネルギー視点での話を踏まえ、祈願代行の役割についてを解説していきます。
不向きなケース
まず、初めにさっくりとお伝えしてしまうと
- 単発の願いごと
- 他人のリアクションを含むこと
- 「絶対に!!」という想いが強い時
これらは、祈願代行には不向きです。
◆単発の願いー「試験に合格しますように」「○○が達成しますように」など、達成したら終了するようなこと(全部…というわけでもないのですが。。)
◆他人のリアクションー誰かが○○しますように、という自分以外の願いごとは基本的に範囲外(ご家族だったり、その内容にもよります)
◆達成への想いが強い時、強いことーそもそも「祈願代行」は、執着を手放すためのツールです。どうしたってどうしたって叶えてくれないと困る!!という、執着が重重な時は不向きです。
基本的に、これらの願いごとの場合には、一般的な「引き寄せの法則」「予祝」という方法の方が、結果につながりやすいかもしれません。
「予祝」とは、時間軸的には「まだ未達成」でも、「達成した」という未来を先取りして既に祝うーその達成感という感情を十分に体感する、ことで、脳がバグる → 実際に起こったこと VS リアリティ満載でイメージしたこと、をめちゃめちゃかしこい脳なのに、区別がつかないらしい。
なので、あとは勝手に脳が「現実化」に向けてどんどん動いてくれます、というのがざっくりとした説明です。
この予祝で、願いごとが達成できたという人も大勢いれば、反対にいつまでたっても「未達成」という人も多いはずーそんな時には「祈願代行」の考え方で、現状突破できるかもしれません。
ワクワクするということは…
少し視点を変えてみましょう。
私自身も経験があることですがー基本的に
・毎月同じ金額がお給料として振り込まれるー手当や歩合がない場合
・お給料日はそれはありがたいのはもちろんですがーだって、いろいろ支払いができるのですから
・超ワクワクしながら給料明細をピリピリ破る、なんてことはなくー見ない月もあれば、見た記憶もないままいつしか消えていたことも。だってあたりまえだし、単なる毎月のルーティーンの1つ。あぁ、もっと収入が増えてくれたら楽なのになぁ、うれしいのになぁ。。。
では、その時のほぼ定額のお給料が「10万円」だとして。その当たり前に「10万円」だった金額が、もし『100万円』にUPするとしたら?!
~あなたの実際のお給料という収入や、なにかしら得ていること、それらが『10倍』になったら?と、想像してみて下さい。
超絶ワクワク♡ キャーキャー♡の世界です。テンション爆アガリ!!ですよね。毎月100万円あったら、なにしよう? 引越して、アレを買って、コレを買って、旅行とかも行けちゃう!! もうトキメキパラダイスです。
・・・そこで、「収入が10倍になりますように」と願い、「月収が100万円になりました」といった予祝を「ワクワク」しながら味わう、といった一般的な引き寄せの法則にのっとってみると。。。
ここで、矛盾が出てきていることにお気づきでしょうか?
そもそも「10万円」の時は、あたりまえなので別に別にな感情でした。それが「普通」だからです。
「10万円」が「100万円」になるからトキメキパラダイスになるのであって、では毎月毎月「あたりまえ」に「100万円」のお給料だったらーそれが「普通」なのですから、別に別にな感情になるはずです。
つまり
「100万円」にワクワク / キャーキャーとなるのは、「100万円ってほど遠い!!」という現実に、地にべったり足をつけたままで願っているということ。
この場合の『見ていること』とは(しかもガン見レベル)、100万円って遠いわ…という現実そのものです。
だから、その願いが単なるファンタジーになるのは、エネルギー的に言えば「あたりまえ」と言えるでしょう。あなたの目線自体が、現実に=10万円に=あるからです。
情熱と冷静のハザマ
(ちょっと、映画のタイトルをモジってみましたが、映画とは関係ありません、スミマセン…)
引き寄せの法則はもちろん、なにをするにも私たちにとって「ワクワク」という感情ーうれしい!楽しい!という情熱いっぱいの感情たちは、全ての行動へとつながるエネルギー源です。(原型は「愛」のエネルギー)
そんなワクワクを、「単なる理想 / あこがれになっちゃってる」と言われても…困ったハナシですよね。
じゃあ「10万円」の時みたいに、あたりまえに、淡々と、普通じゃんって思っていればいいってこと?!
言わずもがな、それも違います。
あたりまえのこと、と全然そこに眼を向けることもしていないのに、どんどんと現実創造のエネルギーが動き出す、はずがありません。
そんな「情熱」と「冷静」のハザマで…私たちの次なる行動とは…??
自分にできることは
セルフイメージ
あなたの願いごとは、叶います。
本当に?絶対に?ねぇ、いついついつ??と、ガッチリ握りしめたその拳を解き、あぁ、願いごとは「あたりまえ」に達成するんだ、と感じてみてください。
願いごとが達成したあなたは「どんな人」「どんな状態」になっているでしょうか?
人により願いごとはさまざまですが、広義でいうなら「心が豊かに。心に余裕があって、あくせくしていなくて、寛大で。そんな、ゆとりのある、器の大きい人に」そんな「自分」がイメージできると思います。
ならば
今から、そのように振る舞ってみて下さい。願いごとを達成した、心が豊かな自分、ならーそこに意識を持ち、日々の選択や行動に活かす、というのが、まず「1つめ」のあなたに「今」できること。既に、その体(てい)で振る舞う、そんなセルフイメージを持つことです。
日常に佇む豊かさ
とはいえ
現状のお給料は「10万円」なのですから(先ほどの例で言えば)、心豊かにと言われても、そのギャップは早々に埋められるというものでもないでしょう。
ここに「予祝」のムリがあります。誰がなにをどう言っても、眼の前に広がる事実という現実のエネルギーは圧倒的です。
では
あなたが感じることのできる「豊かさ」は、現状1つもありませんか?
「ナイ」と即答せずに、「今」感じることのできる「豊かさ」をじっくりと噛みしめてみて下さい。これが今のあなたにできる「2つめ」の事柄です。
豊かなことは、日常にあふれています。
日本なら、水道の蛇口をひねれば水が出てくることも、きちんとペースを乱すことなくごみ収集車がやって来てくれることも、保険の適用で病院に行けることもーこれらは海外であれば、相当なサバイバル事項です。
コーヒーのいい香り、清々しいラベンターのお気に入りの香り、大好きなピアノの音色、好物のご褒美スイーツ、お風呂に入ってリフレッシュ、外に出れば真っ青な空、暖かい太陽、季節ごとに美しく咲く花々たち。
挙げたらキリがありません。
今まではあたりまえだと素通りしていたことへ、しばしーほんの数秒でOKです、「あぁ、豊かだな」「幸せだ…」を感じてみる。
願いごとが達成しているであろう、自分は「心豊かな」人ーでも、それは「いつか」ではなく、もう既にあなたは心豊かな人ではありませんか? 豊かさを広げることは、今からできることです。その豊かさを感じーそれが情熱につながりますー日々目標に向かい「今を生きる」だけで、当然ながらあなたの願いごとは、達成します。あなたの持つ豊かなエネルギーに「共振共鳴」したことだけが、次々と引き寄せられて起こるからです。
祈願代行の出番
ここでやっと「祈願代行」の出番です。
これは、日々豊かさを感じながら、執着を手放して、といった時に、そこで生まれる葛藤「でも…」という迷いを断ち切るためのツールです。10万円→100万円の例でお伝えしてきたように、ワクワク / ドキドキの地点でもなく、普通じゃんね、という全くの情熱の無さ、なのでもなくー願いごとは「あたりまえ」に叶ってくれるーなんて豊かなんだ!という、手を離しているのに、ちゃんと情熱を持ち合わせているというエネルギー状態がベストです。
ご自身でも「願う」のですが、そこには多少なりとも「執着」が入ってしまうもの。それが普通です。だから自分では、一度願ったらもう手を離すこと。プラス「代行」で「誰かに」願ってもらうー手を離しやすくなります。この代行役は、「レイキプラクティショナー」がベストな人材と言えるでしょう。
見ず知らずの誰かに願ってもらう、というよりは、あなたのことをよく知っている人ーご家族や友人に、というのもアリですが、場合によっては当人よりも「念」がガッツリ入り込む場合もあります。「あなたには幸せになってほしいのよっっ」という…
では、そういった特に念が入る心配が無いような場合。例えば「世界平和」「日本列島のヒーリング」という、かなりスケールの大きいヒーリングなど、それも「代行」という視点にはなるのですが、当然ながら個人に特定されているエネルギーでは無いので、その分配は低くならざるを得ないでしょう。
熟練したレイキなどのエネルギーワークの実践者は、個人的な「念」を入れることなく、日々神聖なレイキのエネルギーとつながり、「波動共鳴」を起こせるようトレーニングをしており、常にエネルギーが中立です。
だから、あなたの願いをまっすぐに宇宙に、高次存在たちに届けることができるーあとは、もう宇宙に任せて、日々の豊かさを感じられる人へと進んでいくだけです。
願いごとが叶った、達成したーこれは、ある日ある時を境にプツッ、と決まるものではありません。
試験合格などの「合否」自体は、決められたある時を境に決まるものですが、そこまでのエネルギーの積み重ねで最終の結果が導かれてゆく。
つまり、今日が明日へと引き継がれ、その明日もまた脈々と引き継がれて「未来」、そして目指している「達成」という自分につながる。毎日の、今の積み重ねが、イコールで「未来」です。
「いつか」叶うのではなく、「もう叶って」います。
そう、感じられる細かな視点を養ってみて下さい。日々の中に幸せを見出せないなら、本当に「豊かな」人になることは難しくなってくるでしょう。
そして、願いごとは「祈願代行」に任せて、肩の荷を下ろしてみて下さい。逆接ですが、手を離せば離すほどに、叶う日が近づいてきます。
祈願代行を受け付けています
「祈願代行」は、既に記載してきたように「向き / 不向き」があるため、単体では承っておらず、個人セッションのオプションとして、必要な場合に承っております。
お気軽にお声がけくださいませ。
※リピーターの方は、30分セッションなど、状況によりアレンジを承りますのでお声がけ下さい