魂の成長と、過去世のクリアリング

Soul reading

魂のテーマとは、大きく言えば「成長」という上向きの流れになり、私たちが実生活で小学校ー中学校ー高校…と、だんだん学ぶ範囲、知識と実践とが合わせて広がってゆく、ということと同じです。
 
そういった、上向きの「成長」ではあるものの、いったん後ろ向きな方向をとること→「過去世のクリアリング」をメインとするテーマも中にはあります。
クリアリングとは、いわゆる持ち越した「カルマの解消」ということですが、そこに固執せずとも、「成長」の中で自然と学び癒され、昇華されるということも普通です。
なので、誰しも「カルマの解消」は「込み」ということなのですが
『それが今世のメインテーマ』
というパターンもあるー今回は、こちらを詳しく解説していきます。あなたの魂テーマは、なにを持ってきているでしょうか?

今世に持ってきた「魂のテーマ」~「成長」という意味合いでは、どちらかというとわかりやすいという側面があります。

・圧倒的な才能を発揮するープラスのもの~幼いころから秀でている、スポーツ選手など
・眼に見えてのわかりやすいーマイナスなもの~相当にお金や家族という愛情で難あり…

ここだけ抜き出すと、かなりの不公平さがありますが、実生活で小ー中ー高と進んでいくように、成長の一環として「全部学びます」という、全体としての公平さはあります。
わかりやすいマイナス、ということでいうと、
・ものすごくお金に困る生活
・虐待がある家庭
など、かなりのサバイバルなのですが、宇宙はドSゆえ「欠乏があるとわかりやすいですよね」くらいの視点を持っています。まぁ…ヒトは「足りない」という、「ナイ」という事柄に、圧倒的にフォーカスする生き物ですから。。
 
 
 

過去世のクリアリングといっても、種族や集団意識(地球人、日本人など)のクリアリングの場合、魂の成長としてのテーマになることが多いようです。これは、取り扱う意識がより大きくなるから、ということがあります。
 
また、「過去にできなかったことが→できるようになる」というのは、基本的に魂の成長、としての学びです。(基本全部を体験するものなので)

今回取り上げているのは、個人の転生の中でのカルマーどうしても、どうしてもというわだかまりと共に残った、深い心と身体の痛み。全部を体験していく中で生まれた、その痛みを癒すことが求められます。その「どうしても」ということを手放し、癒し、解放していくことです。
 
 
この場合
わかりやすいマイナス要素、というより、どちらかというと「環境」や「資質」は恵まれていることが多いようです。

  • 貧困を極める
    吐く息が白い中で、震えながらも、薄暗い中で必死で勉強していた / いつでもお腹を空かしていた
  • 家庭内虐待
    ゆっくり眠っていられる時間は全くなく、いつでも戦闘態勢

そこまでのマイナス要素ではなく、そこそこ自由だし、できることもあるし、本人の能力としても「得意」を早くに発見できるー要は、ゆとり、余白が十分にあるのが特徴です。

ゆえに、埋もれやすい。
ゆえに、再び、どうしても、どうしてもを繰り返してしまい、やっぱり満たされない、をまた繰り返す。
 
ざっくりと大きく分けるのであれば

  • 人との関わりー愛に関して~
    たくさん恋愛しても、たくさん友達がいても
  • 富を得ることーお金に関して~
    収入がどれだけUPし続けても、欲しいものを手に入れても・・・満たされない

満たされない、というよりは、そもそも「満ちている」という状態自体を知らない、あくまで理想がぼんやりしているだけだから…というほうが正確でしょう。この辺りは「投影の法則」と同じです。
理想がぼんやり、それを顕在意識では追い求めてもー潜在意識下には「絶対に!!!」と、断固拒否するエネルギー→ものすごく強靭な信念体系がブワーッと厚い層をなしているので、結果的には、この信念体系に基づいた「共振共鳴」が起こります。
 
 
もはや、魂の成長と共に、自然と癒されてゆくーアカシックヒーリングが循環してゆく、ということでは到底カバーしきれませんし、【まずは】ここをクリアにしないと、上からなにかをプラスして補うということも通用しません。多才な側面もあるので、プラス / 成長のエネルギーへと転換される方も多いのですが、結構ざるっぽく、駄々洩れ感も否めない…
それもそのはずー一旦振り返って「クリアリング」という軌道修正、メンテナンスが、魂のメインテーマとして設定されているのですから…という原点に戻ります。
 
 
 

占星術では「オポジション」という、ホロスコープ上で惑星同士が真反対の角度をとる場合、困難はあれど乗り越えることで秀才クラスへと転化してゆく、といわれたりします。
180度という正反対の位置関係は、なにかと緊張感を伴いますが、「陰陽バランス」も、結局は陰と陽という真反対同士で1対をなす姿。
まずは、過去世のクリアリングのためにはこの「真反対」の要素を積極的に取り入れる、ということからスタートです。 

  • 誰かと一緒に ➠ 1人の時間を増やす
  • お金を得る ➠ お金を使わずにできることをする

そこから、どう足りなくて、なにがマストで必要で…をみつけてゆく。今の顕在意識の赴くままに、手を伸ばしている自分にストップをかけることーこれがとりあえずのファーストステップです。 
 

とはいえ
顕在意識としては、当然ながら ”大抵抗” に会うでしょう。そんなの無理、絶対イヤだ、と思うかもしれません。なので、少しずつ「意識を拡大させてゆく」~自分の中での土台をどんどん広げながら、ということを同時に行うのがベストです。この「土台」がなければ、真反対の状況を受け入れられないはず。

  • 足りなくないんだ
  • あ、足りなくてもいいんだ
  • そもそも100%はないんだ・・・といった気づきたちがあり
  • 絶対○○(に決まってる)
  • もう二度と××・・・といった過去から引き継ぐ想いを手放す
  • 「あぁ…違うのか…」・・・今の自分が気づくことが大切

そうか、違うのか、自分はずっとそれを握りしめていたんだな…
なんとなく思い起こされる過去世は、ハッキリクッキリとした記憶ではありませんが、感情でつながることができます。そのつらさを今感じ、自分自身が寄り添うことで、共感することで、ようやく押し込められていた空間から自由になるークリアリングが行われます。
 
 
 

過去世から引き継がれたカルマをみることよりは、なにかをがんばって、手にして、得てゆくほうがずっと好ましいのかもしれません。私たちは「手放す」ことは非常に苦手で、がんばって「得る」ということのほうがずっと得意です。
 
そうやって、伸ばし伸ばしにしてきたけれど、もうこの辺でクリアにしていかないとね、というそんな魂テーマもあります、というのが、今回の内容でした。
 
ちなみに
スピリチュアルの世界には、過去世のカルマを解消する、クリアにするといった「技法」もあるようです。

  • 今、どうしてもつらいから、という対処療法としてはあり
  • 当方のセッションやヒプノセラピーなど、鑑定士などとの二人三脚はあり

というのが、当方の見解です。
たとえば
論文の課題提出があった際に、難しい…面倒くさい…やりたくない… だから、誰かに頼んで書いてもらって提出した→これで単位がもらえるのか→もらえません、といったような単純な話です。
 
 
今世の魂テーマほどの重大な課題を、「誰かに丸投げして」クリアしようとして、クリアできるはずもなし。だから、つらい時には自分と相談しながら無理せずに、効率よく進められるように誰かのヘルプと共に、ということであれば、なんの問題もありません。
 
同じことを繰り返していたり、なかなか満たされる感覚には辿り着けない…といった場合など、過去世からのクリアリングが優先なのかもしれません。気づいた今こそ、手放し、心を軽くしていきましょう。二人三脚でお手伝いいたします。 

 

 

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