星占いの醍醐味とは?

特に占いに興味がなくても、朝のニュース番組では「今日のラッキー星座」が順位をつけて流れてきたり、雑誌、冊子の後ろの一コマには「12星座占い」が載っていることも多く、ついつい自分の星座を見てしまう、という人も多いと思います。
 
そういった、特に気にはしていないけれど眼に入るから、程度の方もいれば、ガッツリと細かく細かく予測することに命を懸けているという方もいるーあなたはどんな風に「星占い」を活用しているでしょうか?
 


 

これは、当方の見解という全く以って個人的な意見なのですが。

星占い、という占星術でなにより大切なのは「ネイタルチャート」ー出生図のチャートをどう読み解くか、ということに尽きると思っております。(占術師も、クライアント自身もです)
そもそもの、個人で持っている特有の「エネルギーの受取図」が反映されているので、そこに資質や才能、また複数のホロスコープを組み合わせたり、読み方によっては魂テーマなども出てきます。(過去世の体験等は、基本的にチャネリング範囲)
 
 
星占いの結果が「当たっているのか / 当たっていないのか」ということで言えば、基本的に「自分の中にある認識のなにか」にかすっていれば「当たっている」のであり、かすらなければ「全然当たっていない」という不満足勃発ー
なので個人的には、それは意味があるのだろうか?と思うこともしばしばです。(単純に、占術師のレベルのハナシだ、ともなりかねませんが(汗))


現状のコトがうまく運んでいない ”根本” 原因、どうしようかと考えあぐねて同じところをグルグルしてしまい途方に暮れて疲弊するのは
「ネイタルチャート」を自身で理解していない、ということが重要な理由であって。

 

それを飛ばして、自分の認識だけの上でー “当たっていない” ことは排除し、未来予想や相性判定に精を出しても、やっぱり終わらないスゴロクを延々と繰り返すだけ…となり、そんなところにもスピリチュアルが批判されるような要因が隠れているようにも感じます。
 


 

反対に
自分のネイタルチャートを理解し、自分の中での整合性(顕在意識と無意識の領域)が取れていれば、未来予想をする必要がなくなってきたり、細かく時期を読み込まなくても「その時」は自然と訪れてくるし、その情報も自然とキャッチできるようになります。

 
そちらの方が
ずっとリラックスした、自然体の過ごし方のように感じます。
いつも私たちは、星たちからのエネルギーを、意図していてもいなくても、自然と受け取り影響を受けています。ならば、星たちとの「共存」というエネルギーの連携を作れればー日々の、眼の前に起こるなにか、という事実だけに振り回されることなく、いつでも星たちを味方に動くことができるようになる。


それは
未来予知をするということからではなく、自分のネイタルチャートをまっすぐに、偏見を持たずに、判断せずに、しっかりと理解することからです。

 


 
そうなると
「毎日の星占い」の見方、捉え方もまた変わってきそうです。
星占いの醍醐味とはー
見えない世界観から、誰かのなにかを知ることだったり、未来の世界が垣間見えることだったり、ヒトによりさまざまにあると思いますが、あなたはどこに醍醐味を感じるでしょうか?


自分ではまだ気づいていない、表面化されていない情報も「ネイタルチャート」には含まれているはずです。とことん、その1枚を読み倒してみるのはいかがでしょうか?(読み切れるものではないので、ライフワークですが…)どんどん、星たちとの「共存」が強固になるーそこに星占いの醍醐味があるのではないかな、と感じています。 

 

 

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西洋占星術