他人も自分も、変えられない…?

Soul reading

他人を変えることはできないーそれは、他人の管理下にあるものなのだから。
でも、自分は変えることができるーというのは通説。ですが、深まれば深まるほどその変容は難局を示してくる…というものもまた通説です。

今回はそんな、少しディープな変容の世界を覗いてみます。順調に変容の道を進んでいる方はスルーして頂き、ちょっと行き詰まりを感じている方はぜひ参考にされて下さい。

今回の事例:日本の歴史を遡りー

  • 「身売り」の過去世がある
  • 親/子供それぞれに「罪悪感」に苛まれる
  • ヒトを恨み、信じられない気持ちが根強く残る
  • それらに相反するように、周りの機嫌を伺い、愛されようと努力する現実

 
再び見捨てられることのないように。だから機嫌を伺い、争いを避け穏便に。そんな風に自分をすり減らして生きてきても、なかなかパートナーシップや友人に恵まれないーいいように利用されてしまったりで、傷つくことも多かったりする。何度別れても、また似たようなモラ夫タイプと出会ってしまう…ということでも言えるでしょう。

ここでは
軸・中心点を自分に戻し、「相手/周りだけ」ではない、という視点を思い出したり、なにより「自分で自分を」大切に、ということを心掛けているうちに、次第にその変化が馴染んで「慣れてくる」
そうだったんだ、と気づくことで大きく変容を遂げ、つらい過去を手放し、今の自分へと集中する。最初は、なかなかその変容に慣れないかもしれませんが、アファメーションや、スピリチュアル的なワークを取り入れることで、やがては馴染んでゆく。

他人は変えられないけれど、自分が変われば世界は変わる。変われていないような気がするのは「慣れていないだけ」のことで、自分の人生は自分で変えられる、という一例です。


 

対して、どうしたって自分を変えることができない、というパターンーこちらは、まだまだミルフィーユ状の深層が潜んでいるから、という場合です。

先ほどと同じ例で言うならば

  • 同じような、つらい経験はしたくない
  • だから、愛されようと、捨てられまいと振る舞う
  • 変容ポイントは、自分を愛し自分軸を育てること

となったのですが、ではその先の「深層」にはなにがあるのか、というと

人間なんて/社会なんて/○○なんて、ロクなもんじゃない。大っっ嫌い

という、燃え盛る嫌悪だったりします。嫌悪なのか、拒絶なのか、無関心か。いずれにしても「愛されるように」という努力をしている現実とはまるで反対ですし、「自分軸」なるものもなかなか強化ができなくなってくるでしょう。それは、「自己愛」という「自分を大切にする」という気持ちも同時に育てることができないー不運な自分を好きになんかはなれない!という気持ちが勝るからかもしれません。


矛盾大会となりますが
だからこそ「ヒトから愛されたい」という想いも同時に芽生えるー愛の欠乏を外から補おうとするのですが、根底にあるのは「どうせこんな奴!」的な、かなり殺伐とした思いを<<深層では>>他人に抱えていたりなので、まぁ…糸が絡まり絡まり、なかなか変容は困難、と言えます。
 
 
ここまで深層の信念体系に気づけるには
当然ながら段階が必要で「今日、今すぐにわかる/知る」ということはほぼできません。これはスピリチュアルの定説ですが、お知らせのタイミングは「宇宙が決めること」ーよく、「神様は超えられる困難しか与えない」と語られたりすることと一緒ですね。「その時」が来なければ、情報が開示されることはなく、またそれに気づいたのなら、思い切って変容へと飛び込む時、と言えます。
 
 
 

魂の成長という視点では「霊格について」という記事内でも書きましたが、例えばアメリカなど海外の学校で導入されているような「飛び級」制度のようなものがありません。「飛ぶ」というショートカットはないのですが、ぶっちぎりの大忙し人生で、あれもこれも体験して飛び級的に一気にクラスUPは可能です。そういった創造性は、私たちに任せ委ねられている選択です。

 
幸せとは?
この問いにどう答えるかは人それぞれですが、わだかまりなく、来世への引き延ばし事項もなく…心で感じる豊かさがあること、安心を得られることーそのためには、今まで見てこなかった影の部分をまっすぐに見つめる覚悟も必要かもしれません。深層にいる「自分たち」にも気づくということは大きな変容ですが、だからこそ「自分」をより100%へと導く大きな魂の成長へとつながります。


 
 

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