それは誰の、なんのため?

Soul reading

なにかしらの目標を掲げて、日々前進ー人は自然と前を向いて、上を目指して、成長したいと願いながら生きている。これらは基本プログラムとして私たちに備わっていることです。
ところが、日々さまざまな出来事、トラブルにも巻き込まれ、「仕方なく」選択することが増えてゆくにつれ…「あれ?ワタシはなにがしたいんだっけ…?」と、ふと気づくと”途方に暮れる感”がある、ということはないでしょうか?これは、大きなビジョンとなるような、目的 / 目標を見失っている状態です。すると(だから)、場違いなところに巻き込まれてしまい、常に居心地の悪さを感じる…ということにもつながります。
あなたのその目標(向かっている、目指している方向性)、そのための行動はなんのため?そして誰のため?~こちらの記事を参考に、今一度振り返る機会とされてみてください。

私たちは、みな二重人格とか血液型などにかかわらず、さまざまな側面を持っています。大きくは、プライベート用と仕事用、親用、子供用…といった具合です。大げさな表現かもしれませんが「演じている」といった「役柄」を持っているともいえるでしょう。

そこで
あなたがある役柄の「演者」なのだとしたら…例えば、ダンサー / 俳優とするならば、と設定してみてください。どんな踊りを、演技を披露したいでしょうか?
 
 

「マズローの欲求5段階」に代表される、人の持つ「欲求段階」ーみな自己実現を目指して、少しずつ成長してゆくわけですが

こういった「上を目指して」という場合には、おおむね「観客が必要」となりそうです。

自由に、あるいは決められたテーマ(自分で決めた場合も含み)にそって表現するー今回はダンサー / 俳優設定ですから、自らの身体を使っての表現技法となります。アイススケートや体操競技、あるいは独り舞台劇というイメージでしょうか。この自己実現のカタチは、観客がいることで、認められるという承認欲求が満たされたり、認められずに「くやしい!」という気持ちからの反動、修正を繰り返すことで、”自分”が確立されてゆくー自己実現に至ります。
 
 

対して
「観客は不要」な、ダンサー / 俳優としての自己表現もあります。
ん? 演じるのに、技術披露なのに観客が不要?? と、いささか不思議に思われたかもしれません。
この場合は、マズローの欲求5段階をダウンー逆走します。

これは、単純にすごろくの「スタート地点に戻る / 3コマ戻る」のような感じだったり、人間にも動物にもみられる「子ども返り(大人の子ども化)」とは全く異なります。

一言でいうなら「手放す」ースピリチュアルが目指している「統合」「ワンネス」への帰還、そのものです。

もともと「一(いち)」だった世界からの分離→二極化を体験し→再び「一(いち)」に戻る、ということで、ちょうど地球は今折り返し地点を過ぎ、ますます統合へのエネルギーが加速していく時にあります。
 
ここでは「手放し」のため、自分自身と向き合うための「自己表現」となるため、観客は必要ありません。

・・・さて、あなたがダンサー / 俳優を演じるのであれば、観客は必要でしょうか? 不必要でしょうか? 

 


観客が必要なのか、不要なのか
それは、どちらかが正しい / 不適切、ということなのではなく、全くカテゴリーの異なることです。

※マズローの欲求五段階のうち、「承認欲求」までを観客が必要、とし「自己実現」は観客不要ー自分を自由に表現することだから、という区切りの仕方もあります。
今回は「統合意識への帰還(ワンネス)」までを見据えて、大きく2通りに分けています。 

 
当然ながら
どちらを選択されてもOKですし、優劣はありません。ただ、「誰の、なんのための?」という大きなビジョンが曖昧でブレてしまうと、一貫性のない行動となってしまったり、「なんだか周りと合わないな…」という居心地の悪さを経験することにもなります。
「得る」と「手放す」は、全く逆のエネルギーとなるからです。
 
 
ご参考までにお伝えすると
一般的に、簡単に入手できる情報はすべて「得る」ためのものー基本的な「自己実現」へ向かうため、ということがあるでしょう。
では「手放す」ためには、となると、なかなか情報を探すことができない…のかもしれません。


こちらの↑投稿でも例を挙げているように、それは「隠れ家」を探すようなものだからです。「隠れ家」は「隠れて」いるので、なかなか見つからない…のですが、見つからないー眼につかないだけで、普通にシレッと存在しています。
なら、どうやって見つけるのか?→そこは、スピリチュアルの力を借りるところ!自分の軸、エネルギーの矛先、方向性を固めることに専念してみてください。見えないエネルギーたちは「共振共鳴」ーあなたのエネルギーに響くものだけが、次第に自然と集まってきます。
 
あなただけの、自分を自由に表現できる方法、その最適な手段を見出せることを、陰ながら祈っております。 
 
 

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