好転反応とは、治療や施術の過程で、身体が回復していく過程で一時的に起こる不調や症状のことを指します。・・・「好転反応」ーAIによる概要
良くなる前に、一旦は落ちてそこから回復、といったイメージでしょうか?マッサージで例えるなら、代謝が悪くともそれなりにバランスを保っていたことが、動かされてー動き出し、毒素(老廃物)が全身を回るので余計に具合が悪くなる(と感じる)ーが、一巡が過ぎればすっきりとする、という感じです。
この好転反応は、見えない世界のスピリチュアルでも起こります。マッサージのように、老廃物の排泄という感じでもあり、破壊と再生の「破壊~再生、の完成手前まで」だったり、見えない世界全開ー潜在意識の大抵抗、ということもあります。
当然ながら、「好転反応」が起きている最中は非常に『具合が悪い』『落ち着かない』。人によって、どういう状態になるのかはマチマチですが、いずれにしてもネガティブな状態がしばし続きます。
交差するタイムライン
スピリチュアル的な考察として、自分が存在しているタイムラインはいくつかあり、それを「意志 / 意識」でどんどんすり替わることが可能です。(選択自由)
これは、映画の世界で見るような「江戸時代にタイムスリップ」「2500年の未来へ」という体験とは少々異なります。いわば「地に足をつけた ”地” 自体の変化」は、物質=身体と共には起こりません。身体が「時空」を自在に動くことに制限があるからです。
それでも、アカシックリーディングでは「江戸時代」や「未来」を体験したり、覗いてきたりできるのは、三位一体でいうところの「Mind」「Spirit」の部分のみ、ということになります。
そこで、「今世の地球体験」という『地』自体は変わらずとも、自分自身がなにを見て、なにを選択して、ということから、アカシックレコードの回路はどんどん分岐を始めるー世界線、タイムラインはどんどん変化をしていきます。
・・・というと、よくわからぬ…と感じるかもしれませんが、シンプルに言えば「共振共鳴」ー自分の出したエネルギーに共鳴したものが返ってくるだけ、ということです。
昔から自己啓発でも謳われる「自分が変われば、世界が変わる」と、全く同じ意味になりますね。
エネルギーの共鳴、は眼に見えませんし、「タイムラインが…」といったところでこれもまた「見えません」。なんとなく…という変化の感じはあったとしても、確信には至りにくいかもしれませんが、そこで強烈な自分自身への「お知らせ」となるのが『好転反応』です。
大波乱ー具合が悪くなる
私たちの、みなに共通する特徴として「ナイ、ことに眼が、気が向きやすい」ということがあります。自分にある、ということはすっ飛ばして「隣の芝生は青い」ばかりが気にかかる。そんな体験をみなしているのではないでしょうか?
そこで、自分で新しい気づきを得た時、これだ!と決心を固めた時、まだ自信はないけれど…やってみようかな…なんて思い始めた時ー「自分自身の中で」いろいろ会議が繰り広げられます。
- 新しいことを取り入れようとする顕在意識
- 応援したい魂意識(魂テーマに沿っていた場合)
- ホメオスタシスとして断固「変化」には反対する強靭な潜在意識
- ブロック要素(信念体系)もあれば、絶対隠しておきたい!触るな!と、反対のエネルギーが強固に
- 自分が所属している「集団意識」は?→
集団のエネルギーを色濃く受けることで、顕在意識という意識できる感覚もだんだんと染まっていく
人間は、なかなか忙しい…これだけのことが日常的に行われています。
相反するエネルギーがさく裂し、そんな時は感覚として「疲れる」「モヤモヤする」「落ち着かない…」となります。そこで、
「”いつも通り”に落ち着けば」
これまでの潜在意識のホメオスタシスや、ブロック要素、集団意識になじむ…ということであれば、結果として早々に落ち着いてゆくー自分の感覚としても、「落ち着いたので」落ち着くでしょう(妙な表現でスミマセン…)。
でも
「それでも、新しい道へ!!」
という今までとは違う、という変化の道、破壊と再生の道へのスイッチを、どうにも顕在意識が譲らなかった場合には、【大波乱】です。
この「大波乱」は「自分の内側」で起こる変化です。
外側では、というと、先ほど出てきた「タイムライン(世界線)」がすでに見えないながらも変化をしているーもう違うところと「共振共鳴」に入っています。
なので「急に人が疎遠になった」「反対に、急に身近になる人がいる」「急に(今まで興味があったことに)興味がなくなった」という、変化が出始めます。
サービス業関連の仕事をされている方でしたら、一時ガクンと売上が下がる、ということもあるでしょう。新しいタイムラインでの、共振共鳴となるからです。
また「自分の内側での変化」としては、なかなか波乱が収まらない場合もあります。すなわち、持病のある方なら、今までコントロールが良好であったのに悪化する、であったり、ご自身のもとからの弱い部分ー頭痛、胃痛、口内炎…なども頻発するように。
一言でいえば、非常に「具合が悪い」。
これが「好転反応」です。
日々の忙しさ、その中でもようやく「決意」したことーで、好転反応にあい、それなりに「具合が悪くなる」。あれ?よくないのかな? 自分の選択が違うってことなのかな?という心配の種にもなりますし、そもそも具合が悪くて、エネルギーが不足、波動も下がり気力が続かなくなるかもしれません。
一点集中
体調の悪化、という点については、しかるべき治療を進めるということが前提です。「身体の声」として、不調を感じたこと、それらをなかったことにせず、最善に寄り添ってあげてください。
その上で
”破壊と再生”に注がれているエネルギーをどう分配していくのか。潜在意識の抵抗はなかなか大きいですから、かなりの消費です。なので、顕在意識では「1点集中」ーこれしかありません。
好転反応は、ずっと続くものではありません。マッサージの時のように、老廃物が一巡して体外排出されればラクになるように、
- 「これが”普通”だよ」を新しく潜在意識が認識すれば
- 「そうか、もう不要なんだ」とブロック要素が溶ければ
- もう「共鳴しない集団意識」を手放すと、顕在意識が決断できたら
『再生』が完成し、具合の悪さもだんだんと軽減していくでしょう。その時まで、「これだけは、今回は譲らないんだ」という、1点集中のエネルギーを注ぎ込むようにしてみてください。
「具合の悪さ」を逆手に取り、「まだ建設中か(破壊中??)…ごめんね、でもこれだけはやる」と宣言し、「自分たち」を説得してみる、協力を依頼してみる。
いわば、あなたの「本気度」をアピールし、そして自分自身でも再認識するチャンスです。迷いや不安の混じった顕在意識が「1つ」へと固まっていくのと同時に、好転反応もじきに過ぎ去ってゆくでしょう。
新しいことへ踏み出すと、なぜか不具合が起こり始める…そんな体験をお持ちの方へ、お力になれれば幸いです。